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どこまで辛抱できるか

アジアカップは1-3でカタールの勝利。
日本は準優勝になりました。
シャビの予想恐るべし。

ゲームプランの失敗と修正の失敗。
敗因はたくさんあって、宿題ばかり山のように手にした感じです。
個人を指摘していたらキリがないのでしません。
ただ、どこまで辛抱できるかなあという懸念はある。

W杯南アフリカ大会からロシア大会まで、長く代表の中心を担ってきた選手がいなくなり、メンバーは急激に若返りました。
新鮮でイキがいいと言えばいいですが、未熟で圧倒的に経験不足です。
始動して半年で連携もまだまだです。
物足りなさにイライラすることはこの先もしばらく続きます。

吉田のキャプテンシーを疑問視する意見を見ましたが、長谷部と比べるのは酷で、ましてや近年の長谷部と比べてどうこう言うのはフェアではない。
監督の成長も待たなければいけません。
監督の評価は結果しかありませんが、最初から結果を求めるなら協会は森保監督ではなく国際経験豊富な監督を選んだはずで、この監督人事が行われた時点でこちらにも忍耐力が求められているのははっきりしています。
批判するのはいいとして、気を長く持つことも必要なのです。
監督人事そのものを批判して協会を糾弾するのはありだけど。

私はサンフレッチェ広島でずっと見てきたので、それなりに監督の長所も短所もわかっているつもりですが、決勝戦の成り行きは、「うーん、まあ、パターンではあるなあ」って感じで、なんとも微妙な気持ちでした。
ハリルなら失点した時点で即システムを変えるなり選手交代をするなりしたでしょうね。
ザックなら後半頭から選手二人を交代したでしょう。
森保監督はその点でハリルのような経験からくる引き出しもないし、ザックのようなバクチ的な勝負師でもない。
Jリーグの監督の中でも選手交代は遅めで慎重な方だと思う。

個人的には監督自身にこの辺を打破してもらいたいと思うけど、もしかしたら今回の決勝戦がその契機になるかもしれない。
というか、それが出来て初めてこの試合で負けた意義が出来ると思う。
やはり必要なのは長い目だと思います。

選手ももっとそれぞれ頑張らなければいけないです。
これまでは良くも悪くも本田が矢面に立って、批判もほとんど本田が引き受けていたような格好でしたけど、今はそういった絶対的存在がチームにはいない。
そもそもチーム作りがまだまだなんだけど、その辺も含めて一から作り上げていく過程を辛抱強く応援していこうという空気にできるかどうか。

この決勝戦が良い薬になってもらいたいものです。
監督を含め経験不足の未熟なチームが貴重な7試合を経験できた。
最低限のノルマは達成したし、最後の最後でこれ以上ない宿題も与えられた。
そう考えて良い方向へ向かってほしいです。
決勝戦を戦えて本当に良かったと思うので、絶対にこれを糧にしてほしい。




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by teri-kan | 2019-02-04 00:00 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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