世界は大変
2019年 06月 17日
・香港の大規模デモ
2014年の「雨傘運動」が結果的に失敗してしまって、それ以来なんとなく「デモが起こってもね……どうせ香港は中国に取り込まれるんだよね……」ってちょっと冷めてたんだけど、現地は全然そんなことなかった。
今回も「雨傘」みたいになるのかと思いきや大間違いだった。
さすがに容疑者引き渡しの条例の改正は恐ろしいですよね。
香港の人達の必死さがテレビ画面からでも伝わってきます。
今年は天安門事件の30周年だったけど、その年の同じ月に中国政府(みたいなもんでしょう)に対する大規模デモが起こるなんて、歴史の巡り合わせって恐いですね。
あえてこの時期を狙ってたのか?と言いたくなるくらい。
こういうことするなら中国はもっと慎重にすべきだったと思うのだけど、今この時期でも良いと判断したというのは、結果的に失敗だったのではないかな。
なんとか撤回になってもらいたいですね。
ちょっと前までは諦めてたけど、状況を見る限り香港の人達は諦めてない。
中国も引くに引けないだろうから先の見通しは怖いけど、ずっと自由でいた人達が今更共産党独裁政権の下で生きていけるはずがない。
中国も欲をかかずに住み分けするのがむしろ良いのだと考え直せばいいのに。
考え直すような人達じゃないのわかってるけど、いつまでもこのやり方が通用するとは思ってほしくないです。
・ホルムズ海峡のタンカー攻撃事件
戦争を起こしたい人間が世の中大勢いるってことなんだろうけど、そういう人達をいっぺんに木端微塵に出来る方法ってないものかな?
人としてあるまじきことを言ってるけど、そういう人達がホントにもう嫌。
攻撃した犯人がイランだろうがアメリカだろうがサウジだろうがイスラエルだろうが、とにかく攻撃した当人も、攻撃してなくてもこの状況を利用して煽りに使ってる人達も、対立を深めたいヤツラには腹が立ってしょうがない。
中東ってホントなんなんでしょうね。
ヨーロッパが三十年戦争でカトリックとプロテスタントが戦争しまくったように、多分イスラムもシーア派とスンニ派がとことんまでやり合うしかないんだと思う。
その過程なしにはヨーロッパのように新教も旧教も存在を認めましょう、みたいなことにはならないような気が。
先進国や大国の介入を受けずにイスラム同士でとことんやればいいんだよね。
そうすれば争いのあまりの不毛さにも気づけるんじゃないだろうか。
まあ中東の場合はイスラム内で折り合いがついても次に待ってるのはイスラエルのユダヤ。
ああ、ホントに中東って……。
戦争したがってる人達ってなんなんですかね。