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「ロビン・フッド」(2010)

監督はリドリー・スコット、ロビンはラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェットがマリアン。
豪華なメンバーです。

ロビンがロビン・フッドになるまでを描いた映画、って感じですね。
シャーウッドの森が出ないなあと思いつつ見ていたら、最後の最後でそういうお話だったということが判明。
とても真面目な内容でした。

まあ基本は「ロビン・フッド」なので、ノルマン系やフランス系に搾取されるアングロ・サクソンという図式はその通りなんだけど、フランス王がイングランド本土の内政に絡むという、かなり国際政治色の強い「ロビン・フッド」。
勝手にロビン・フッドは「暴政にカッコよく抵抗する陽気な義賊」というイメージを持っていたので、ラッセル・クロウはロビンにしてはイマイチ愛嬌がないよねと思ってたんだけど、こういう内容だったらアリかと納得。

昔ケビン・コスナーの「ロビン・フッド」を見たけれど、映画としての出来はともかく、ロビン・フッドとしてはあっちの方が従来のイメージのロビン・フッドっぽかったかなあ。
この映画の主人公はロビン・フッドではなくロビン・ロングストライドですね。
王を凌駕するリーダーシップの持ち主、大戦場の指揮官。

ジョン王がねえ、微妙な無能感でしたねえ。
この映画はジョン王が結構見どころです。
これは周囲が大変というか、さすがのジョンでした。




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by teri-kan | 2020-08-21 00:00 | イギリス映画 | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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