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「ハリーの災難」(1955)

自然豊かなアメリカの田舎、紅葉美しい森の中に仰向けに横たわる一人の男性の死体。
自分が殺してしまったかも、という人々の思惑によって、あれやこれやの扱いを受ける死体。
これはその死体が受けた受難の物語である……。

という説明でいいかなと思われる、ゆるゆるのコメディ、というか、コント?

監督はアルフレッド・ヒッチコック。
シャーリー・マクレーンがこの作品で映画デビューを飾っています。



風景が綺麗な映画です。
黄色い落ち葉のじゅうたんが美しい。
昔見た時は見方を間違えてたような気がします。
退屈な印象が強かった。
なので記憶もほとんどなかった。

久々に見て、これは船長が主役と思って見ればいいのだとわかりました。
船長が一番災難でしたからね。
「ご苦労さん」としか言いようがない。

にしても、のほほんとした村だったなー。

みんな普通じゃなかったよね。
あの思考回路をまともに受け取っていいのかどうか、ちょっと悩む。
映画という作り物だから真面目に考えるなと言われそうだけど、人生あれでいいのだろうか。
保安官代理が一番まともだったよ。
いやまあ、保安官はまともじゃないといけないんだけどさ。

やっぱり変な映画だよね。
面白かったけど。




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by teri-kan | 2021-05-24 00:00 | アメリカ映画 | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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