漫画「「ミステリと言う勿れ」15巻が発売されました。
大きな転換点を迎えた巻で、まだ読んでない方は以下の感想にはご注意ください。
ネタバレ大有りです。
春になってしまった……ということで、ライカさんとのお別れが来ました。
また会おうとしてはいけない対象で、懐かしさと悲しさが入り混じるような感覚。
整くん、寂しいだろうなあ。
そして貴重な忠告というか彼女の置き土産というか、いやー、あの表情を見た時はこっちの頭も止まってしまいましたよ。
なんで天達先生を見た瞬間あの顔になるのよ。
何の何が彼女にそれを気づかせたのよ~~~。
「整くんの取り合い」って言ってたから、「それで収まるのか、ああよかった」と一安心してたら、やっぱりそうじゃなかった。
しっかり忠告してた。
先生に対しては整くんのいつもの考察が向かわないの、ライカさんからしたらあまりにはっきりとした不自然だったんだな。
わたしゃ全然気づかなかったよ。
でもそういうことだったと言われたらそうだったのかも。
うーん……。
一緒にいる人に精神的に影響を与える人っているけど、それは良い影響だけでなく悪い影響もあって、悪いと思わせずに悪影響を与えることもあるわけで、天達先生はそういう人ということなのだろうか……。
大学の警備員さん、田舎に戻ってもこれまでと同じ精神状態ではいられないし、悪い方向へ向かえば何かのきっかけで自滅することだってありうる。
そうなったとしてもその遠因に先生の中継があったなんて誰も知らないし、ましてや何十年も前の事件との繋がりなんて気づけるはずもない。
映像を見せた理由が何だったのか、なんですよね。
例えば先生も彼の何らかの関与を疑ってて、純粋に真実を知りたかっただけとかね。本人から真実は聞けなくても態度でわかったりできるし。
でも一番ありえそうな理由は「本人にストレスを与えたかった」なんだよねえ。
その人の最も繊細な部分を悪意を見せずに刺激すること。
実にイヤな推測なんだけどさ。
自殺した男子学生によく話しかけていたというのも、多分そうだったと思うのよ。
純粋な善意じゃない。
アイビーハウス事件の橘高さんさえそうだった疑惑も出てくる。
高校時代、彼のプライドを頑なにさせていく方向に持って行った可能性ですよ。
天達先生、橘高さんをパーフェクトマンと呼んだりしてミスを申告できない性格にしていったんじゃないかなあ。
仮にそうだったとして問題は「ではなぜ先生はそういうことをするのか」なんだけど、元々底意地が悪いとかサイコパス傾向がある……というのもあるかもしれないけど、それよりも考えられるのは「純粋な学術的興味」かな。
その人の持つ欠点や弱いところをそうとわからせず刺激した場合どういう人間になっていくのか、とか、そんな興味、というか研究。
先生とライカさんの会話が示唆的だったんですよ。
研究者のエゴや非人道性についてライカさんは先生にかなりえげつなく追及したんですよね。
あの人は人の精神から生まれた人格なので人の精神について常人では気付けないことが気付けるみたいなんだけど、パッと見で先生がどういう精神性を持ってる人なのか、おそらく一瞬でわかっちゃったんでしょう。
あの顔、不信と警戒しかなかったよ。
もう……何度も言うけどあの表情はホントにショック。
こうなったら先生と整くんの関係さえ一から洗い直しですよ。
子供時代の記憶の改竄の話が出てきたことがあったけど、整くんの記憶というか認識も疑った方がいいかもしれない。
そうなると関わるのは十中八九母親の死に関することなんで、これまたヤバすぎなわけですが。
記憶を変えたり曖昧にさせるのは本人の心を守るためもあるので先生の性格とはまた別の話かもしれないけど(喜和さんも絡んでくる話だし)、どちらにしろ整くんの心や精神が先生の手のひらの上にあるのは確かなんだろう。
ライカさんが警戒してたのは先生の悪意とか研究以前に、本人の精神が本人の知らないところで他人にコントロールされている、という状態そのもののことかもしれないですね。
先生に限っては整くんのセンサーが全く働かないの、ライカさんには作為的に見えたってことなんだろうな。
いやー、こんな推測、当たってなければそれに越したことはない。
でも先生はあまりに怪しい。
前巻で鳴子氏が先生と仲良くやってるのを見て、「え?もしかして鳴子いいヤツ?」と思っちゃったんだけど、あの場面の解釈は「先生と仲良しの鳴子は良いヤツ」ではなく「鳴子と仲良しの先生はやべーヤツ」と受け取るのが正しかったってことらしい。
鳴子氏と戦ってるガロくん、先生に気をつけなければいけない整くん。
うーん、一体裏に何が隠されているのか。
ていうか、こうなると先生と鳴子氏を繋いでいた喜和さんがどんな人だったかが気になるわ。
鳴子氏のやってることと喜和さんのことが関わってるのかとか、知りたいことがたくさんよ。
星座についても謎だらけだし。
ていうか、星座に関してはイルカ先生こと蘇我実が地味に重要なんだよね。
星座アイテムはこれまでたくさん出てきたけど、今のところ最も古い事例は若かりし頃の蘇我。
これと鳴子氏に関わりがあったと仮定すると、これまた碌でもない想像に至ってしまうわけなのだけど、一連の事件の源流に子供の人身売買があったとするなら、実はこの作品のテーマ(子供を救えというメッセージ)にはピッタリはまってしまうんだよね。
ていうか、やっぱり「ミステリ」じゃないのか!?
映画を見た時は「謎解きのお話じゃない」って感想を書いたけど、ここにきてあまりにも大きな謎が出てきた。
ものすごく整くんが心配だけど、あああああ、頼りになるライカさんはもういない。
淋しい上にこれは困った。
はあ……早く16巻が出ないかな。
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