ダンブルドア私見 その3

ヴォルデモートが頭角を現し権力を握っていく過程は全くの想像。でもこんなところではないかと思う。
ただ、どの時点でどのように本性を現していったのかはわかりません。






皆が気付いた時は既にかなりの魔法使いがヴォルデモート陣営に加わっており、自発的にそうしているのか、服従の呪文をかけられているのか、身内をたてに脅迫されているのか、定かにならぬよう巧みに工作されていた。
1巻1章の台詞「祝い事と無縁な11年間」は1970年に始まるのだが、地下活動はある程度予想していたにしろ、ヴォルデモートに従う死喰い人、彼を支持する魔法使いの数の多さにはダンブルドアも驚いたのではと思われる。
闇の魔術に傾倒した魔法使いは歴史上何人か存在し、グリンデルバルドを筆頭に魔法界の闇化・マグルの隷属化を目指した者は少なからずいたようだ。しかし彼らがヴォルデモートのように魔法使いの多くから支持されたかというとどうもそうではないらしい。ヴォルデモートは過去の闇の魔法使い達とはその点で一線を画すのだが、その理由の一つは「純血主義」、つまり魔法界に暮らす者自身の差別化にあったと思われる。
「マグル支配を目指す」と言われてピンとこない人達も「純血者を優遇する」という主張には現実味を覚える。具体的な利益や目指す社会がイメージしやすく賛同者が得やすいのだ。実際純血を誇りにしている魔法使いは相当数存在し、ブラック家のように待ってましたとばかりに支持に回った者も多い。実はこの手の問題は魔法界史上何度か起こっているに違いないのだが、ヴォルデモートの煽りでその軋みが一気に噴出したというのが当時の状況だった。
ではなぜ過去の闇の魔法使いは「純血主義」を大々的に掲げなかったのかとなるのだが、単純に彼らはそれほど高貴な血筋ではなかったからと考えられる。例えばマルフォイ程度の血筋の者が独裁者になってもその下にブラック家の者がつくなどありえない。リーダーになりたいといっても彼らの上に立つ血となると限られており、なおかつ飛びぬけた魔法力は絶対に不可欠だ。ヴォルデモートはそういった意味でスリザリンの名を十二分に活用しており、さながら「スリザリン教の教主ヴォルデモート」といった趣で魔法界の浄化を願う者達を虜にした。ブラック家の支持を得ていた活動初期は特にその色が濃かったであろう。
ダンブルドアも対ヴォルデモートの戦いを開始するが道のりは険しい。増え続ける死喰い人はマグル生まれや抵抗する者を片端から殺害しており、ヴォルデモート一人を倒せば魔法界は収まるという程度のものでは既になくなっていた。もちろんヴォルデモートとまともに遣り合えるのは自分一人で、実際遣り合いたい気持ちはあったろうが、彼と1対1で戦う場面を持つ事自体が不可能な状態であった。
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by teri-kan | 2008-10-12 02:39 | ハリーポッター原作 | Comments(0)
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