「火輪」の登場人物 黒韶(ヘイシャオ)

三千年前に天界を追放された真珠精の一人。
妖艶な美女で様々な男の運命を狂わせた。

三真珠が引き離された際は天宮に引き取られるが、それ以前も以後も当時の竜王・祥のお気に入りの愛人であった。自身も非常に祥を愛しており、玉皇太子・開の素性を知った時には亡き祥の意志をも察し、彼女なりに開を守ろうと寂しがる彼を心でも体でも慰めた。
生来情深く、開もその優しさに救われるのだが、外見が扇情的であるため若い皇太子をたぶらかす妖婦としての悪評を轟かせてしまい、広にも昱花にも誤解されたまま天界追放の憂き目に合う。

後の人生は復讐のみにとらわれ、色香を使って辰朝最後の皇帝・頼に政務放棄させたのも人界の災いは天界にも降りかかる故であった。千年前のそれが失敗に終わると、現在の華朝で成功させんと皇家中枢に入ることを計画。後宮にあがり皇帝の子を懐妊したように見せかけると、自身の記憶と知識をそのまま受け継ぐクローンを仙術で作り出し、その子供・律が国政に関与できるよう画策した。しかし自身はその術によって人型を保てなくなり、真珠玉に戻ってしまった。

晴れて人型となって水晶宮に帰るも心は満たされず、決して死なない真珠精であることに疲れ果てた末、最後には魂を冥府へ送ってもらうことを選択した。







広を祥と間違えて抱きついた彼女は可愛かった。ちょっとあれでイメージ変わりました。よほど祥を好きだったんだとわかって色情魔のイメージがちょっと薄れた。
まあ祥を好きなのか竜王を好きなのか、そこのところは微妙だけど。

瑤池で開の暴走を抑えに行く際に広が竜王剣にキスするけれど、あれを感じてしまう辺り「竜王大好きなんだなー黒韶」としみじみ。
逆に白玲なんかは怖気をふるっていそうだ。あれは戦闘に出掛ける合図だから尚更白玲にはきつかったかもしれない。

ようするに竜王剣に真珠としてはまっていた時から黒韶と祥の相性は抜群だったということで、それは彼女にはやはり不幸なことだったのではないかと思うわけです。
天界でも随一だったであろう艶福家の要求に足る女性であったことが災いの元でしたね。
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by teri-kan | 2008-12-03 10:55 | 漫画(河惣益巳) | Comments(0)
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