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「火輪」の登場人物 開(カイ)

現天帝。表向きは前天帝の息子。

実は白玲と祐が極秘に儲けた子で性別不明の豎眼の持ち主。誕生後すぐ殺されかねなかった命を玉皇太子として生きることで救われたが、結局のところそれが自身の最大の不幸となり天界全体の災いの元となった。

広に愛情を抱くが、非常に偏執的でほとんどの言動がそれに左右される。天界の騒動の多くがその開の行動に原因があり、特に黒韶追放事件・瑤池破壊事件はその最たるものであった。

地上が混乱の態を深めていくと共に行動はより破壊的・自滅的になり、感情を鎮めるべく広によって竜王妃に迎えられたところでようやく精神的に落ち着くことができた。







可哀想な人です。リーアンと比較したらその気の毒さがよくわかる。

恋した相手によって性を変える特性を持っていながら変えられないというのは、自身そうとは知らないにしても十分精神に変調をきたすだろう。十妹が図らずも「まるで女だな」と口にしているが、広に恋した時点で女に変態できていたならあれほどヘンな人にならずにすんだと思う。
さすが前天帝の力と言うべきか、男の性がああもくっきり固定されてしまったというのは開にとって不幸でしたね。

男性性が定着したのは黒韶の力もあるでしょう。黒韶は開の素性を隠し通すことを使命のように思っていたし、男の性を確固たるものにするため女の体(黒韶自身)を与え続けたという面もあったはずだから。

ただ、それは開にとってはきつかったでしょうね。あの頃からおかしくなったと言われてるそうだけど、そりゃおかしくもなるでしょう。開は広のことが好きで好きで、好きすぎて女に変われるほどだったかもしれないのに、黒韶に無理矢理男に確定されてしまったんだから。しかもその黒韶の体は超凄くて(笑)開は徹底的に男になっちゃったんだから。

そう考えると開のヘンさはなんとも苦しい。
リーアンみたいにコロコロ性が変るのは対外的には都合が悪いけど、本人の心的にはとても自然で楽なのだと、リーアンの素直さと開のヘンさを比べるにつけ考えてしまう今日この頃です。


まあなんですな、天帝としての責任感を最後まで持てず、好きな人のそばでお人形のようにしてるだけで満足してるあたり、祐と白玲の子で間違いないって感じですね。
by teri-kan | 2008-12-05 10:02 | 漫画(河惣益巳) | Comments(2)
Commented by なりなり at 2012-06-10 13:08 x
やー嫌いだわーいいだけ鳳凰族を滅ぼしておいて『女になりたい』とかふざけるな!って感じ。こんなの嫁にせざるを得ないコアンが可哀想だわ↓
Commented by teri-kan at 2012-06-11 01:47
なりなりさん。

開は私も嫌いです。
コアンと結婚するとか女になるとか、私も読みながら「ええー!?」でした。
ただ、コアンもコアンなんで(特に後半は変)、彼が可哀想とは思いませんでした。
終わってみればお似合いの2人って感じですかね。
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