「奥様ご用心」(1957)

ジェラール・フィリップは女たらし役を「しのび逢い」「夜の騎士道」「危険な関係」etc.と数多く演じているが、一番彼らしい女たらしは「奥様ご用心」ではないかと思う。女たらしは女の敵だが、彼はどの映画でも「彼なら仕方ない」と思わせるようなものを持っており、その魅力が最もあふれているのが(私が見た中では)この映画だと思う。

とにかくカッコいい。彼の映画を見慣れていた私も、これを初めて見た時は彼の女性キラーぶりに改めてヤラれてしまった。
どうすれば女がうっとりするか、どういう動きが女を虜にするか、計算されているとしか思えない目線や手の使い方が、全く計算高くなくスマートにこなされていて、まさに絶品の女たらしなのである。
フランス男万歳!と言えばいいのか(笑)。まあそれに片っ端からメロメロになっていく奥様方も奥様方だが、この辺は「フランスはアムールの国だから」で済ませるしかないのかもしれない。


奥様は豪華絢爛な女優陣です。ダニエル・ダリュー、ダニー・カレル、アヌーク・エーメetc。
次々と食っちゃうジェラール・フィリップは本当にトンデモナイですね。でも観ていて幸せになれる映画です。

本当にカッコいい人ですよ。
もっともっと長生きしてほしかったなあ。
[PR]
by teri-kan | 2008-12-13 11:52 | フランス映画 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 「オルフェウスの窓」その1 「夜ごとの美女」(1952) >>