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カテゴリ:音楽( 136 )

「らららクラシック」で「トムとジェリー」

「トムとジェリー」の音楽に関しては、以前にもここここで感想をあげたことがあるんだけど、そういった「トムとジェリー」好きにはたまらない内容の番組が、先週Eテレ「らららクラシック」で放送されました。
いやー、いい内容でしたねー。

ベルリン・フィルの「トムとジェリー」、二度目の鑑賞だけど笑いました。
超楽しい。
限りなく贅沢です。

作曲したブラッドリーの技法の解説は勉強になりました。
犬の首が一人でトコトコ歩いていくシーンの音って、確かに不気味さがちょっと混じった奇妙にコミカルな音ですよね。
ジェリーのあの笑い声はクラリネットかあ。
うーん、いいなあ。

解説されていた「天国と地獄」って、全編にわたって結構怖いストーリーだし怖い音楽なんですよね。
大人になってから気付きました。
子供の頃はもっと無邪気に楽しんで見てたけど、確かに実はシリアスなんです。
天国行きの列車に乗る猫たちが改札を通るシーンも、大人になって見たら痛ましくてマジで辛い。
子供の時は笑ってた地獄のブルさんも、今はもう笑えない。
いやまあ、おかしくはあるんだけど、あの話、テレビでも言ってたけど「因果応報」なんですよねえ。
結構ブラック。

とはいえ、それも含めて楽しい思い出です。
クラシックの原体験は「トムとジェリー」と言ってもいいくらいなので、実は今でも「こうもり」を聞いて思い浮かぶタイトルは「星空の音楽会」だし、カナリアがトムが乗る機関車からジェリーを助けるシーンの「セビリアの理髪師」は、曲を聞いただけでトムの正面からのあの顔(笑)がどうしても浮かんで笑ってしまう。

音楽ネタのストーリーはどれも楽しいものが多く、「土曜の夜は」のパーティーでジェリーの安眠を邪魔するとか、「恋ははかなく」のウッドベースでジェリーの安眠を邪魔するとか、「ピアノコンサート」でジェリーの安眠を邪魔するとか、なんだかジェリーの安眠を邪魔する話が多いけど(笑)、ジェリーを踊らせる「ワルツの王様」でのピアノの初心者練習をするシーンとかも、ホント大好きですね。

私はそういった古い「トムとジェリー」が音楽もストーリーも絵柄も好きなのだけど、今の子供は違うんですよねえ。
「トムとジェリー」自体、時代に合わせて変化していますけど、世代の好みの違いは仕方ないんでしょうね。

初期のトムは毛もフッサフサなんです。
抱き心地が良さそうなネコちゃん。
やっぱりクラシック音楽が似合うかも。
研究対象になるというのはとても理解できるので、いつか素人にも読める本を出してくれたら嬉しいですね。




by teri-kan | 2019-04-08 00:00 | 音楽 | Comments(0)

「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリー その2

前回の続きです。

この解釈が的外れか良い線いってるかはさっぱりわかりませんが、「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞を眺めていたらこういう捉え方もありではないかと思い、書いてみました。
できれば広い心で読んでいただければと思います。





西洋社会に流れ着いた複雑で繊細なボヘミアン
by teri-kan | 2019-02-13 00:00 | 音楽 | Comments(2)

「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリー その1

先日「ボヘミアン・ラプソディ」のスカラムーシュ部分で、西洋キリスト教社会とフレディの関係について考察しましたが、今回はその続きを。
前回手を付けられずにいた「Bismillahビスミラ」と「Beelzebubベルゼブブ」について。
そこから発展させて、フレディを成り立たせている少数派民族としての彼と性的少数者としての彼の葛藤について。

長くなったので歌詞の原文と和訳は載せてません。
歌詞をご覧になりたい方は、勝手ながらこちらのサイトさんがわかりやすいかなと思いましたので、こちらを参考にして下さい。→ http://studio-webli.com/article/lyrics/299.html
あと、以前の考察を読んでないとわからない部分があります。御了承下さい。

では、以下は考察です。





神も悪魔もフレディを苦しめる
by teri-kan | 2019-02-12 00:00 | 音楽 | Comments(0)

「ボヘミアン・ラプソディ」のスカラムーシュ その2

前回の続き。

スカラムーシュはフレディ自身。
煽りが得意で、でもその真意は言動の通りではない。しかもそれは誰にも気付かれない。
フィガロは体制批判の象徴。
ガリレオは権威に対抗して真実を貫いた人。

これらを踏まえた上で「ボヘミアン・ラプソディ」のオペラパートの最初部分の解析の続きです。





イタリアだらけ
by teri-kan | 2019-01-18 00:00 | 音楽 | Comments(0)

「ボヘミアン・ラプソディ」のスカラムーシュ その1

前回感想を書いたサバチニの小説「スカラムーシュ」のおかげで、スカラムーシュについてのイメージが出来上がりました。
なので、それに基づいてクイーンの代表曲(の一部)を分析。





スカラムーシュとガリレオ、フィガロ、マニフィコ
by teri-kan | 2019-01-17 00:00 | 音楽 | Comments(0)

包囲下のレニングラードとショスタコーヴィチの交響曲第7番

NHK-BSで放送された「玉木宏 音楽サスペンス紀行〜ショスタコーヴィチ 死の街を照らした交響曲第7番」。

前回の「未完成」が良かったので今回も見てみたのだけど、いやあ、ショスタコーヴィチなのでねえ、事情が複雑でこれまた辛かったですねえ。

この交響曲第7番「レニングラード」、今ではとても好きな曲なのですが、初めて聴いた時は「なんじゃこりゃ!」だったのを覚えています。
同じショスタコーヴィチでも5番「革命」とか12番「1917年」とかだと、まだちょっとは馴染みやすいのに、同じ副題付でこの硬質感、この色のなさは一体何!?と思ったものでした。

後に7番はロシア革命を題材にした曲ではなく現在進行形の第二次世界大戦の曲だったと知って、その時はそれなりに「なるほど~」でしたが、でもその内実はこの放送を見るまで全然わかっていませんでした。
レニングラード包囲戦、あんなにも過酷だったとは。

というわけで、ここから先はこの曲をめぐる政治状況についての感想です。





More
by teri-kan | 2019-01-11 00:00 | 音楽 | Comments(0)

YMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」

お正月のNHK-BSの名盤ドキュメントで「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」が取り上げられました。
面白かったですね。
当時制作に関わった人達、現在の若いミュージシャンの解説が楽しかったです。
クリックに対して幸宏さんのドラムは前めで、細野さんのベースは遅めで、教授の鍵盤はジャストで鳴ってて、それがYMOのリズムの独特の揺らぎを作ってるとか、へえええなことがたくさんでした。

当時の子供が「ライディーン」大好きだったと番組内で言ってて、そう、子供は好きだったんですよーと、当時の子供(私)もうなずきました。
小学生の時、仲良しの友達がYMOのシングルを持ってたんですよね。
「テクノポリス」と「ライディーン」。
それぞれB面は「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」と「コズミック・サーフィン」で、私にとってYMOといえば原点はこの4曲。

思い出したんだけど、当時その友達の家に仲良しの子とよく遊びに行ってて、昼間にカーテン閉めきってYMOを大きな音量でかけて踊りまくってたんですよね。
なんでそういうことになったのか覚えてないけど、母親のお下がりのアクセサリーや買ってもらった子供向けのネックレスとか、手持ちのありとあらゆるアクセサリーをジャラジャラに首にぶら下げ手首に巻き付け、とにかく一緒にYMOで踊りまくってた(笑)。

YMOと言われたら、なのでそのやたらノスタルジックな子供時代の思い出と、大人になって聴いても今聴いても全然古びないカッコよさに感動する気持ちと、両方がよみがえってきて不思議な気分になる。
うん、随分古い曲なのにこの新しい感じはなんなんでしょうね。

で、私の原点のYMO、4曲のうちの2曲は幸宏さんの作曲だったのでした。
(「テクノポリス」は教授、「コズミック・サーフィン」は細野さん。)
教授と細野さんはテレビの露出が結構多いけど、そういえば幸宏さんはそこまでではなくて、でも原点のうちの2曲は幸宏さんのメロディだったということで、せっかくなので幸宏さんのソロで好きだった曲を一つご紹介。

1991年の曲ですね。
「愛はつよい」

いやー、いい曲!
声も好きですねー。
YMOのメインヴォーカルは幸宏さんですが、雰囲気のある良い声だと思います。



にしても、すごい三人組でした。
案外ふざけてたところとか、一筋縄でいかない人達。
才能の塊ですよね。
今聴いても古くないというのは本当にすごいと思います。
YMOの他にYMOなし。
カッコいいなあ。




by teri-kan | 2019-01-09 00:00 | 音楽 | Comments(0)

見どころたくさん平成最後の紅白歌合戦

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ということで、一発目は今年も大晦日の紅白からです。





盛り沢山
by teri-kan | 2019-01-07 00:00 | 音楽 | Comments(2)

スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31 / ショパン

ショパンの中でも有名な人気曲。
先日演奏会で聴く機会がありました。



ショパン作曲のピアノ曲から好きなものを選ぶ時、この曲はつい忘れがちになってしまうのだけど、聴けば「やっぱりいい曲だな」と思います。
今回もそうだったのだけど、CDで聴くよりもコンサートなどの映像付きで聴いた方が、より良いなと感じる。

つくづく演奏会映えする曲ですよねえ。
とても盛り上がります。

静かな冒頭から印象的で、ん?と思ったら、一気に激情ばーん。
超華やかに幕が開けたら、やたら優美で軽やかな旋律がつらつら続いて、でもまた力強くばーん。それが繰り返されたら、今度は一転して穏やかな柔らかい雰囲気に。でもそれはすぐに泣きのメロディなって、でもまた激しくなって、なんかやたら琴線に触れるような激しいのやら切ないのやらよくわからない感情に翻弄されて、なんか最後はもうドラマチックを二乗三乗した大盛り上がりの盛り上がりで、終わったらとにかく「うおおおおおお」。

いやあ、起伏の激しい、ダレるところの一切ない、劇的な一曲です。

美しいところはとことん美しく、激しいところはとことん激しく、基本的に元気な曲だけど、泣きの部分も外してなくて、とてもエンターテイメント性にあふれてると思います。
クラシックだけどお高くとまってないというか、深い精神性とか芸術性とか、そんな堅苦しいことは抜きにできるというか、ショパンは「ピアノの詩人」と呼ばれてるけど、別に詩を鑑賞するように身構えなくていいというか、こう書くと怒られるかもしれないけど、カジュアルな感じで聴いていいんじゃないかな。

そこまで書いて、でもショパンはショパン。
優美さと繊細さは絶対です。
イケイケだけど、品の良い曲。
楽しく、幸せな気持ちになれます。
終わった時は充実感。
人気があるのも納得の一曲です。



by teri-kan | 2018-02-02 21:58 | 音楽 | Comments(0)

小室哲哉引退

不倫疑惑が出ていましたが、本日謝罪会見の場で引退を発表したそうです。





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by teri-kan | 2018-01-19 16:35 | 音楽 | Comments(0)