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カテゴリ:漫画( 114 )

「クリスタル・ドラゴン」その10

29巻が出ました!

この巻の一番の「えええええ」は、「今も昔も竜の杖の主」はアリアンだ、というところ。
アランじゃないけど、「なんだってー」。

竜の杖が大きな鍵になると見込んでアランの言葉をくそ真面目に考えていたのはなんだったのか。
竜の杖本人だったのに自分のことを実は何も知らなかったのか。
ん? ということは、アリアンが夢見と一緒にいたところっていまいち記憶が曖昧だけど、本当ならアリアンもずっと夢見に同行して、竜の杖の本来の持ち主として一緒に活動するのがあるべき姿だったのか。
今のアリアンがやっとそこまで来たということで、レギオンの言う「時が追いついた」になるのか。

いや~、そりゃ長いわー。
んでもって、レギオンがアランとソリル二人とそりが合わないのも、結構なるほどー。
夢見の時から浮世離れしてたとはいえ、彼の当時の決断は想像を絶するものだったと思われるし、その後過ごした年月が果てしなさすぎるので、常人とはもう考え方が全然違う生命体と言っていいでしょう。

で、そうなるとますます気になるのは、レギオンは一体アリアンになんという名を与えたのか、ですよ。
アリアンが竜の杖の主になることがここまで確定的だったとなると、一体どういう名前だったのか、もう気になってしょうがない。

そしてバラ―の正体は……うーん、バラ―とアリアンが最初にお互い感応してたのは、バラ―の魔封じに使われてた竜の杖の一部のせいってことでいいのかな?
読み返してみないとわからないけど、言うなればアリアンはバラ―の眼帯の主なわけで、もしかして眼帯をつけてる時だったら竜の杖を手にしたアリアンは余裕でバラ―に勝てたりした?

昔はバラ―は死なせるにはあまりに惜しい男だったのですが、今はもう完全に魔そのものなので、心情的には殺しちゃっても全く構わないという気持ちにはなってる。
むしろ大地の毒という毒を吸いまくってあの体に凝縮しまくってるので、ヤツ一人さえやっつければ一気に浄化ということにもなるのかもしれない。
……まあ、ヤツの力は強大すぎて、そこが一番問題なわけですが。
魔だけやっつけてバラ―の肉体と意識は取り戻す、という展開は……さすがにもう都合がよすぎるよなー。

哀れグリフィス、バラ―は手遅れだよ。
既に人間じゃないから魔力の強い剣だって全然ヘーキ。
でもグリフィスが今のバラ―を目にした時どう思うかは知らない。
バラ―が勝っても負けてもグリフィスには不幸なことにしかならなそうなのが悲劇だ。



といった29巻の感想でした。
この巻は面白かった!
この調子で頑張って下さい!




by teri-kan | 2019-04-01 00:00 | 漫画 | Comments(0)

「イムリ」

三宅乱丈のSFファンタジー漫画。
現在23巻まで出ていて、このたび一気に全巻読みました。

一言で言えば、「支配」について書かれた物語。
人間が社会を作る動物である限りどうしても生まれてしまう「支配」というものを、特殊な舞台と種族を絡めていろんな側面から描いているお話です。



結構残酷な漫画なのですが、描写がそこまでグロくないので小心者の私でも大丈夫でした。
舞台設定が私達の知る社会や人間とはかけ離れてるおかげです。
ぶっ飛んでいる分ある意味問題がわかりやすく提示されていて、変なストレスも溜まらない。
お話自体は悲劇的なんだけど前向きさは常にあるし、漫画として大変面白い作品だと思います。

ストーリーの説明としては、ウィキより引用させていただきます。
「二重惑星マージとルーンを舞台に、カーマ・イムリ・イコルの三種族を巻き込んでゆく星間戦争をカーマの少年デュルクの視点を通して描く。」

というわけで、ここから先はネタバレありの23巻までの感想です。





面白いのでオススメです
by teri-kan | 2018-11-16 11:00 | 漫画 | Comments(0)

さくらももこ死去

本当に驚きました。
ものすごくショック。

悲しい……。

「ちびまる子ちゃん」の生みの親が亡くなったというショックと、まだ若いのに亡くなったというショックと、感情はごちゃまぜ。

早すぎますよ。
本当に悲しい。




by teri-kan | 2018-08-27 22:49 | 漫画 | Comments(0)

「VSルパン」3巻

さいとうちほのアルセーヌルパン漫画第三弾。
「カリオストロ伯爵夫人」が完結し、短編の「結婚指輪」他が収められています。

「カリオストロ伯爵夫人」は普通に面白かったですね。
うまい具合に良いところで一旦終わらせています。
ナイスだなと思ったのはその次の「結婚指輪」と、「カリオストロ伯爵夫人」のエピローグ的な「ルパン誕生」。
この2つは素晴らしい。
ルパンを少女漫画にするならこれくらいの改編脚色をしてくれなきゃね! と言いたいくらいの出来栄えです。

クラリスがいいんですよね。
自分の意志と感情をきちんと持ってる素敵な女性です。
原作のクラリスはここでも書きましたが、ルブランの記述が少なすぎて、ちょっととらえどころがないんですよね。
でも「VSルパン」のクラリスは可愛らしくて素敵で、ちゃんと結婚生活してて、ホント微笑ましい若奥様。
でもだからこそ最後のあれが一層悲しかったりする……。

とはいえ、それも含めて良く出来たストーリーでした。
面白かったな。
「結婚指輪」であんな風にルパンがそもそものところから関わっていた、という設定も良かった。
ちょっと本人ビックリ。
いやー、色男はつらいね!

そして何より、奇厳城にルパンが辿りつく物語を作ったことに拍手!
この発想はなかった。
ホント面白かったです。
これを「カリオストロ伯爵夫人」のエピローグ部分と合体させた技も良かった。
まさしく「ルパン誕生」。
ルパンの精神的な部分と、超人的な力の源の部分と、どちらも手に入れてこその「ルパン」だということ、きちんと押さえてて満足できました。

次はどのストーリーでいくんでしょうね。
少女漫画ですからやっぱりそれっぽいお話をチョイスしていくことになるのかな。
年齢でいったらネリーやソニアだけど、この際順番は抜きにして、オーレリーとか出てきてくれたら嬉しいな。
「緑の目の令嬢」自体が洒落たお話なので、このマンガの雰囲気にも合ってると思うし、結構いいんじゃないかな。
オーレリー、好きなんですよねえ。
まあみんな好きだから誰がきてもいいんですけどね。



ところで、奇厳城の謎ってルイ14世が関わってて、このマンガでもチラッとルイ14世が出てくるんだけど、「マスケティアーズ」を見て以来ルイ14世がどうも他人に思えなくて、「まあまあこんなに立派になって」とか「ひどい政治はするなよ」とか、いちいち思ってしまって由々しき状態です。
うーん……親戚の子くらいの感覚はあるかなあ(笑)。

あれだけ赤ちゃん時代を見させてもらったらやっぱりねえ。
高熱が出た時はこっちも心配したもんだよと、なんとなくしみじみしてしまうんだから恐ろしい。
なんかもうホントに親戚のおばちゃん状態だわ……。




by teri-kan | 2016-10-19 10:40 | 漫画 | Comments(2)

「クリスタル・ドラゴン」その9

なんと、27巻が出ました。

雑誌の連載を時々立ち読みしてるのですが、ホントに毎月の進みがちょっぴりで、「こんな亀の歩みで一体いつになったら終わるのやら~」な気持ちにさせられるのだけど、亀でも何でもとにかく歩いていたらいつかは目的地に到達する、中継地点に到達する、ということで、この度めでたく最新刊の発売となったのでした。
いやー、めでたい。





感想
by teri-kan | 2016-10-03 10:56 | 漫画 | Comments(0)

「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」5巻 奇巌城・下

「奇巌城」完結!
やはりこの話は面白い。
最後があんなでなければ。
しかしそうだとしても面白い。
ここまでの作品に仕上げた森田崇の力量にも拍手。
ルパンファンとしてとても満足。
よくここまで描いてくれたと思います。




感想です!
by teri-kan | 2016-05-11 15:48 | 漫画 | Comments(0)

「クリスタル・ドラゴン」その8

久々に新刊が出ました。



感想
by teri-kan | 2015-10-30 23:49 | 漫画 | Comments(0)

「愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記」

ふわ こういちろう著、戸矢学監修。
講談社。

これは素晴らしいです!
古事記を楽に詳しく知りたいという方にはうってつけ。
何より可愛い。とっつきやすい。
それでいて妙に細かい(笑)。
現代につながる風習とか伝統とか、そういったものの起源が古事記にはたくさんあるのですが、それが私達の生活にどう関わっているのか、超わかりやすく説明してくれてる。
例えば三種の神器が誰によって作られ、何に使われ、どういうふうにして運ばれてきたかとか、ホントわかりやすくて親しみやすい。
どんなマイナーな神様でも祀られてる神社が実在しているとなれば、親近感もわいてくるというもの。
デカい神なら言わずもがな。
その辺のかゆい所に手が届く的な解説が見事で、しかも神の絵姿がマイナー神まで細かく描き分けられていて、いやー、これはね、ホント素晴らしいですよ。

描かれている世界観がいいのです。
何もないところから始まったというところからいい。
イマジネーションの見せどころだと思うのですが、これがキャラクターの可愛さと相まって、いい感じで表現されているのです。
タカミムスビが良いですねえ。
あのデカさ、あの顔、ドーンと存在して見守ってるという長らく抱いていたイメージが、超可愛らしく絵になっています。
国譲りの段でそれなりの大きさのはずの矢を指の腹に乗っけて「ふっ」と吹いて射返すところとか良いですねえ。
変な言い方だけど、神様だらけの古事記の中で本当の神様のように神様らしかった。

天孫降臨も良かったです。
私は「五月女ケイ子のレッツ!!古事記」の天孫降臨シーンが大好きなのですが、この本の「御一行様~」といった感じの行列も良い。
むしろどんな神様が付き従ったのか勉強になるのは断然こっちで、ニニギはもちろん神々のキャラがそれぞれに立っていて、ホント覚えやすいんですよ。今までうろ覚えだったのでこれはとてもありがたかった(笑)。

全体的に最もキャラが良かったのはスサノオかな。
超イキイキしてました。体力の有り余った無邪気でおバカな髭の生えた少年?
スサノオを可愛らしく描いたらこんなになるのかと微笑ましくなってしまう。
で、やっぱりボーッとした感じで描かれるのがオオクニヌシ。
あの容貌はなんなんですかね(笑)。何度も騙されるからああいった顔にならざるをえないのか。
そして可愛い絵柄の中でも更に可愛らしく描かれているアマテラス。
オオクニヌシの作った国をじーっと窺う顔が素晴らしい。
ずっと可愛いかったのにあそこだけ真っ黒。
文字通り真っ黒(笑)。
絵柄の世界観も顔の可愛らしさも損なわず、それでいてあの表現は良かったですね。



監修が戸矢学氏ということで、なるほどという出来であります。
戸矢氏はご自身の著書でも、日本の神話と現代をつなげたいという意図があるようにお見受けするのですが、このマンガもそういった方向で作られていると思いますね。
というか、日本の神話と日本の現代は実際につながっているのですが、それを意識していない人が大半で、是非ともそういう人達にそれを気づいてもらいたいという感じ。
全国的にマイナーな神社まで神様ごとに紹介してるのはそのためでしょう。
神社こそが古代と現代をつなぐ装置だし。
その「現代までつながっている感」が読者になんとなくでも伝われば、マンガの中の神様もまた更にイキイキとして見えてくるし、神様の質感や存在感を大きく感じることができれば、また神社にも歴史にも興味が向く。
このマンガはその辺の作用が実に良いように出来ていると思います。

可愛い絵柄で楽しくストーリーがわかって、解説が勉強になって、なおかつ現在の自分達と繋がっている感も味わえる。
古代の物語をマンガにする際の一つの良い例として評価してもいいのではないでしょうか。
何重にも楽しめる大変良い作品だと思います。
by teri-kan | 2015-08-19 14:49 | 漫画 | Comments(2)

「VSルパン」2巻

さいとうちほのアルセーヌルパン漫画第二弾。
いよいよ「カリオストロ伯爵夫人」が始まりました。



まずは一言。

「ルパンが男のクズじゃなくなってたーっ!」

全てこれに尽きるのですが、ルパンが女の子の清純を踏みにじる最低ヤローじゃない。
半ば無理矢理モノにした女の子を完全放置するようなクズ男じゃない。
さいとうちほのルパンはクラリスに誠実な若者で、少女マンガとして全然OKなイケメンヒーロー。

これなら大丈夫でしょう。
何が大丈夫かと言われると困るけど、現代の価値観に沿ったルパンとクラリスの関係性が無理なく描けるのは確かでしょう。
原作のクラリスは気の毒極まりないですからね。
あんなことされてじっと耐えられるのは、あの時代の女の子だからとしか言いようがないし。

むしろ本作はさすが少女マンガ、体の関係を持った後に捨てられるドロドロさではなく、二人が徐々に気持ちを近づけていく過程が描かれています。
少女マンガは両想いになるまでが一番楽しいんですからね。
この変更は正しいと思います。

だからストーリーは原作よりシンプルでわかりやすくなってる。
ジョジーヌとの関係もルパンは結構割り切ってるし、ジョジーヌに溺れる危うさは原作よりも薄め。
でも薄めで正解。
真面目に原作をなぞったら、ネトネトドロドロ漫画にしかならないし。
とことん濃ゆいですからね、ルパンとジョジーヌ。
「濃い」というよりも「濃ゆい」。
愛憎の憎の部分が絶妙で強烈で、その繋がりの強さを考えたら、ホント、クラリスが気の毒になるくらい。
このマンガでは鞍替えされるのが逆になってて良かったなー。
ルパンとクラリスのために良かった(笑)。

だからこのマンガを読んで「カリオストロ伯爵夫人の原作が読みたい」と思う人がいたら、うれしいけどちょっと複雑。
さいとうちほのルパンはカッコよくて優しいから、これを基準にされたら困るかも。
でもこれを機に読んでもらえたらやっぱり嬉しいな。

ちなみにまだ「カリオストロ伯爵夫人」はこの巻では終わっていません。
3巻は来年発売とのことですが、うーん、問題はこの話の次に何を書くかですねえ。
クラリスのその後とか、どうするのかな。
その辺が気になる……。




by teri-kan | 2015-08-12 11:03 | 漫画 | Comments(0)

「怪盗ルパン伝 アバンチュリエ」4巻 奇巌城・中

面白かったー。

ルパン対ボートルレ君の直接対決は最高でしたね!
いいよいいよー。
ルパンその調子!
その勢いでどんどん自己肥大させて、「813」のブラックルパンへと突き進むんだ。
このルパンなら十分「813」がイケる。
期待が俄然高まった。
もしかしたら「奇厳城」で「アバンチュリエ」は終わっちゃうんじゃないかと心配してたけど、こんなルパンが出てくるなら大丈夫なような気がしてきた。
ここまでいいルパンが出てきて「813」やらないなんてありえないでしょー。
来る来る、絶対来る。
勝手にそう思って心底楽しみにして待つことにする。

「アバンチュリエ」においての前巻からの懸案事項、ソニアのその後を書かずにレイモンドが登場してどうするんだろう?ということは、今回無事解決しました。
解決という言い方もなんだけど、きちんと顛末を書いて、ルパンがサイテーな二股野郎になるのを防ぎました。
しかしここでこういったソニアの最期を書かれると、ルパンが可哀想でしょうがなくなってしまいます。
レイモンドもあれですからね、ルパンには幸せになってはいけない呪いでもかかってんじゃないのかと思いたくなってしまう。
「813」なんか、それこそあれですからねえ。
あ、なんかものすっごくルパンが憐れになってしまった。
いかんいかん。
憐れまれるなんてルパンは一番イヤだろう。

で、肝心の「奇厳城」の中身ですが、まあまだ終わってないのでなんとも書きようがないのですが、やっぱり細かいところは結構忘れてたなあって感じですね。
上巻を読んだ時、二巻で終わるのかと思ってたくらいだし、いろいろと記憶から抜け落ちていました。
そうそう、ルイ・ヴァルメラいたね。
そういえばそうだった。
うーん、これは下巻が超楽しみ。

やっぱり面白いよねえ。
お話として「奇厳城」は超エンターテイメント。
ワクワクドキドキです。
ボートルレ君、頑張ってるけどルパンは人間が違うんだ。
今までも違ってたけど、やっぱり「歴代フランス王の後継者」としてのお宝を手に入れてるからか、もう尊大で高慢なのが天井知らずでパワーアップ、実際それを手に入れるだけの力とそれを活用できる力を持ってるし、なんかいい感じで化けモンじみた人になってますよねえ。
あーいいなー。

いやね、何度読み直してもボートルレ君と直接対決してるルパンがカッコよくってですね、イイヨイイヨー!なんですね。
青筋立ててキリキリに怒ってるところなんて最高です。
眉毛と髭が変な人だけどカッコいい。
でもあれをそばで見てたら恐すぎて固まるしかない。
同席してた「私」さんはすごいですねえ。
超貴重な体験だけど、同席はノーサンキューですわ。

あ、この巻のガニマールとショームズは面白くてよかったです。
「ツバメ号」は快適だったようで何より。
でも彼らの役割がこれで終わるわけではないのが………。

下巻は楽しみでもあり辛くもあり。
既に敵は人間ではなく運命。
とんでもないものを相手にして戦うことの連続です。
ルパン頑張れ、超頑張れ。
「アバンチュリエ」も頑張れ。
by teri-kan | 2015-06-08 00:01 | 漫画 | Comments(0)