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タグ:アガサ・クリスティ ( 7 ) タグの人気記事

「オリエント急行殺人事件」(2017)

監督・主演はケネス・ブラナー。
ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ジョニー・デップ、他にもいろいろスターがたくさん出る映画。
原作はアガサ・クリスティの超有名作品になります。





だからこれは難しいんだってば
by teri-kan | 2018-10-24 11:36 | アメリカ映画 | Comments(0)

「黒井戸殺し」

土曜の夜に放送された、三谷幸喜脚本のアガサ・クリスティドラマ。
野村萬斎の勝呂シリーズ第2弾ですね。

原作は「アクロイド殺し」です。
邦題「黒井戸殺し」にはクスリときました。
このシリーズの醍醐味はあちらの人名や地名をどのような日本語に置き変えるのか、そこにあるのかもしれない。

執事のパーカー → 袴田
ラグラン警部 → 袖丈警部

このあたりがお気に入りです。
こういうの、ホント好き。





いつも犯人を忘れる
by teri-kan | 2018-04-16 17:12 | ドラマ | Comments(4)

「アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった」

土日の二夜連続で放送されました。
舞台は現代日本。
去年NHKで放送された本国版は録画したままなのですが、先に日本版を観てからオリジナルに忠実な(であろう)BBC版を観るのもいいかと思い、とりあえずこっちを視聴。
原作と違いさすが現代日本、文明の利器を駆使した謎解きになっておりました。



原作って、とにかく粛々と人が殺されて、粛々と生き残りが減って、そして粛々と、というかむしろ淡々と謎が明かされる、といった感じなんだけど、このドラマではちょこちょこ警察が出て来てくれて、謎解きを楽しむという演出がなされていました。
謎の解明が小型カメラで進むというのは、さすが現代。
おかげで事件解決がスピーディ。
もちろん警部の頭脳があってこそですが、時間の流れが原作が書かれた時代と現代とでは違いましたね。

こういうのって最初に殺された人が超お気の毒というか、いきなり若い男性が死んだ時は、「うわっ、最初のターゲットに選ばれちゃったのか、かわいそうに」って思ってしまうんだけど、人数が減っていくにつれ「早く死んでた方がマシだよね、これ」ってなっていって、最後には「最後の一人には絶対なりたくない!」って思ってしまう。

確か原作では順番に意味がありました。
軽い罪の人は早めに殺してたはず。
故意でなかった若者と夫にひきずられた妻は、だから人形が減っていく恐怖は知らずに死ねた。
残りの人達は皆似たり寄ったりなんだけど、最後の一人が彼女だったのは、被害者が全く罪のない子供だからだろうなあ。
原作ではどうだったっけ?
十人のそれぞれの過去の罪がちょっと変えられてるんで、最後の彼女の罪が曖昧です。
溺死は溺死だったような気がするけど。

にしても、連絡手段の絶たれた孤島を作るために携帯を金庫に預かる手段はいいとして、テレビの企画という設定にしてたというのが、なんかねえ、金正男暗殺事件じゃないけど、テレビの名を出せば奇想天外なことを言われても人は簡単に納得されちゃうんだなあ。
それが言い訳にも利用できちゃうんだなあ。
「はあ、テレビの企画ですか」で何の疑問も持たずに受け入れちゃうんだから恐い世の中だ。
テレビは信用しちゃいけないね。
テレビの名を出す人間は特に。



渡瀬恒彦はこれが遺作となりました。
役柄が末期ガンの人物で、いやもう、俳優ってすごいなというか、恐ろしいくらいでした。
惜しいです、本当に。
合掌。




by teri-kan | 2017-03-27 11:12 | ドラマ | Comments(8)

三谷幸喜の「オリエント急行殺人事件」

二夜にわたって放送された超豪華ドラマ。
言うまでもなく原作はクリスティの名作。

映画ドラマが既に有名な作品なので、舞台を日本にしてどういう雰囲気になっているのか、三谷作のオリジナル部分が違和感なくマッチしているのか、俳優は映画版の超スターのイメージを踏襲しているのか、解決方法が非常に微妙な話だけどそこはどう締めるのか、などなど、注目ポイントてんこ盛りのドラマでした。

で、結論から言うと、面白かった。
パーフェクトとは言わないけど、日本版として日本人が楽しめたドラマだった。
ただ、どうしても気になる点が二つあって、まず、タイトルはやっぱり「特急東洋の殺人事件」がふさわしかったのではないかなと。
オリエントって東洋は東洋でもトルコ辺りのイメージですもんねえ。
ドラマ内では「ABC殺人事件」だって「いろは事件」だったし、ここはタイトルもこだわって日本語表記にしたら良かったのではないかな。
何のドラマかさっぱりわからなくなってしまう恐れ大だけど。

まあタイトルに関してはいちゃもんの自覚がありますが、もう一つの問題点については、結構マズイのではないかと思います。
つまり、犯人が自白しちゃったことですね。
はっきり自白しないとオリジナル部分が成立しないので仕方ないのですが、犯人に自白までされて警察に突き出さないというのは、さすがにちょっとなあって感じです。
あくまでもあの犯人の行動はポアロ(ていうか勝呂)の脳内で生まれただけのものって建前がないと、あの解決の仕方はマズイでしょう。

といった構造上の問題点はありますが、ドラマ自体は面白かった。
ということで、登場人物の感想を映画版と絡ませて書きたいと思います。





超長いです
by teri-kan | 2015-01-14 00:56 | ドラマ | Comments(0)

「オリエント急行の殺人」

イギリスで製作されているシリーズもののドラマ「名探偵ポワロ」の1作。
新作の一つで、先月初めてNHKで放映されました。

デヴィッド・スーシェのポワロはとても好きで、このシリーズはほとんど欠かさず観ているのですが、「オリエント急行の殺人」は有名な映画があることから、自然と映画との比較になりました。
他にも映画化された作品のドラマ化作品はありますが、「地中海殺人事件」や「ナイル殺人事件」はそこまで映画の影を感じずに観ることができたんですよね。
でも「オリエント急行」は事情が違って、映画のポワロが強烈なキャラクターだったためもあってか、それとの比較でどういう解決の仕方をするのか、映画のようにとりあえずめでたしで終わるのか、観る前からそこが気になっていました。

映画版はここの感想でも書いたけど、音楽がとても優雅で、もう呆れるくらいなんです。
事件自体も「豪華列車と常ならぬ大雪が見せた幻」っぽい感じで、実際に起こったことじゃないみたいな、優雅な雰囲気なのです。
ま、実際に起こったことじゃないってポワロが結論づけたからそういう印象を持つのは間違ってないんだけどさ。

とまあいろいろあって、このドラマを観るとどうしても映画との比較になってしまうのでした。

では、ここから下はネタバレ有りで。

More
by teri-kan | 2012-03-23 10:49 | 海外ドラマ | Comments(0)

「情婦」(1957)

ビリー・ワイルダーの法廷ミステリー映画。

クリスティの「検察側の証人」(Witness for the Prosecution)が原作で、映画の原題もこれと同じ。
なぜ「情婦」という邦題にしたのか、結構問いただしたいところですが、少なくとも「検察側の証人」では色気不足っぽい感じがするのは確かかもしれません。



ビリー・ワイルダーは傑作が多く、どの作品も評価が高いのですが、その中でも「情婦」は抜群の高評価で、タイトルがイマイチだからと観ていなかった私も、今回BSで放送されたものを初めて鑑賞したのでした。

で、見終わっての感想。
やっぱり「情婦」はないだろー。いや、「情婦」と名づけた気持ちはわかるけど。

とにかく素晴らしい作品だったので、詳しくは続きで。

うっすらとネタバレあり(核心には触れてないです)
by teri-kan | 2010-10-12 01:25 | アメリカ映画 | Comments(0)

「オリエント急行殺人事件」(1974) 

クリスティ原作の映画化作品。
だからというわけではないけれど、おもしろくないわけがないのです。
俳優も豪華です。イングリッド・バーグマン、ローレン・バコール、ショーン・コネリー……etc.個性的な方々がたくさん出演しています。

ポアロ役はアルバート・フィニー。
初めて観た時はそこまで気にならなかったけど、デヴィッド・スーシェのポアロを観た後では違和感を覚えてしまいます。話し方が激しすぎて「うーんそれはちょっと」って感じ。

それさえ気にしなければ大変おもしろい作品です。

音楽がとても優雅。いかにも時間たっぷりの豪華な列車の旅という雰囲気で、事件の陰惨さや複雑な因縁とは対極にある曲調です。
だからこそ印象的で、とても記憶に残る。
あったことをなかったことにしてしまうのにピッタリな、「うん、まあいいじゃん、事件はこういう解決の仕方で」と観客も同意してしまうような、なんとも良い音楽です。
by teri-kan | 2009-03-17 10:32 | イギリス映画 | Comments(0)