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タグ:世界史 ( 53 ) タグの人気記事

ガソリンが買えなきゃ電気自動車を買えばいいじゃない

「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」はつくづく名言ですね。
発言の主がマリー・アントワネットじゃなかろうが、贅沢をして国民に嫌われた権力者を揶揄する言葉として素晴らしい。
庶民に厳しい政策をとる度この名言は使い回せます。





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by teri-kan | 2018-12-17 14:53 | 事件・出来事 | Comments(0)

「ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる」

片山杜秀著、文春新書。

タイトルのベートーヴェンはもちろん、バッハとワーグナーの音楽史上の価値を詳しく知りたい方には特にオススメのクラシック音楽の音楽史本。

カトリックのグレゴリオ聖歌という、修道士が歌う神のための音楽から、プロテスタントの讃美歌という信者が神のために歌う音楽が出来上がっていく歴史の流れ、神のための音楽が人間(王侯貴族)の音楽になり、王侯貴族のための音楽が金満市民の音楽に、更には中階層の市民も聴く音楽になっていく過程、その歴史の流れがとてもわかりやすく書かれている良作です。





神、王、貴族、ブルジョア、庶民、他人種、その次は?
by teri-kan | 2018-12-05 14:56 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)

「物語 ウェールズ抗戦史」

副題は「ケルトの民とアーサー王伝説」。
日本では珍しい、ウェールズ人の歴史の本です。
桜井俊彰著、集英社新書。



ウェールズ人とは、かつてブリトン人と呼ばれていたケルトの人達。
ブリテン島に住んでるからブリトン人。
現在あの島で大きな顔してるアングロサクソンは彼らからしたら新参者。
ローマの精神性を受け入れてたブリトン人にしたら、もう野蛮で野蛮でナニアレ?な人達。

でもやたらめったら強い。
残念、ブリトン人。
でも、「うう……無念である……」だけでは終わらなかった人達。
なんと、苦しい時代の果てにイングランド王になったウェールズ人が現れたのです。

……といった内容の本です。
ウェールズ系イングランド王が颯爽と玉座に着くまでの、長い彼らの苦難の歴史が描かれています。

いやもう、これを読んだらウェールズが好きになること間違いなし。
著者にかなり乗せられてるけど、映画化決定(個人的に)。





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by teri-kan | 2018-10-11 09:42 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)

アラミスのいた修道院の謎

なまった体を猛烈特訓中のアラミスにうっとり~、二刀流カッコイーですが、腹立つぅぅぅなことも多い「マスケティアーズ」シーズン3第2話。
腹立つけどフェロンの顔芸は素晴らしい……。

とりあえず感想は以前書いたこちらで足りるかな。
「かっこいい」ばかり言わず、今回はちょっと真面目な話をしてみたいと思います。
前回の事になるけど、アラミスがいた修道院について。

アトス達とアラミスが再会する場面なのですが、どうも三人は一連の様子から推察するに、そこにアラミスがいることを知らなかったようなんですね。
シーズン2のラストで修道院に入ったアラミスを迎えに行ってるのに、なぜに驚く?なのです。
もしかしてその時訪ねた修道院と今の修道院は違う?
もしくは三人は街道筋の宿屋かどこかでアラミスに追いついて、そこで別れたからこの修道院については知らなかった?

釈然としないので、シーズン2でアラミスが言ってた「ドゥエの修道院」について調べてみました。
が、いろいろと謎だらけで、小姑みたいなツッコミがどんどん出てくる~。





ドゥエの謎
by teri-kan | 2018-09-10 00:00 | 海外ドラマ | Comments(4)

中世ヨーロッパの二つ名

先日書いた「あだ名で読む中世史」の感想の続き。

前回は名づけのことや姓がないことがどういうことかについて書いたので、今回はあだ名そのものについて。
ユニークなのも多くあって、かなり想像力を刺激されるので、そこら辺の感想をゆるゆると書いてみたいと思います。





結構毛だらけ
by teri-kan | 2018-09-05 11:50 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)

「あだ名で読む中世史」

岡地稔著、八坂書房。

どことなくカジュアルなタイトルだけど、内容は専門的でした。
ヨーロッパの中世前期好きにはうってつけ。
禿頭王とか肥満王とか、向こうのネーミングはなんて容赦がないんだ!と思ってる人にオススメ。
なんでフランス王はルイとかシャルルばっかりなんだ!と思ってた人にもオススメ。

ヨーロッパの名付けは日本と全然違います。
「家」の概念がないというのはこういうことなのかー、って感じ。





あだ名とか二つ名とか異名とか別名とか
by teri-kan | 2018-08-29 14:22 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)

「ブラン・マントー通りの謎」

ニコラ警視の事件シリーズ、第1巻目。
ジャン=フランソワ・パロ著、ランダムハウス講談社文庫。

時は戦争にあけくれるフランス、ルイ15世の御世。
魑魅魍魎が跋扈するパリを舞台に、ブルターニュから上京したばかりの青年ニコラが、なぜかわからぬまま難事件解明の任をまかされ、悩みながらも奮闘、解決に向けて頑張っていく、というお話です。





感想
by teri-kan | 2018-03-19 15:40 | 本(小説) | Comments(2)

「世界神話学入門」

後藤明著、講談社現代新書。

以前読んだ「日本神話の論点」の感想で書いたのですが、アマテラスの天岩戸のくだりは比較的新しく日本に入ってきた神話だということで、新しい部分を除けば古いオリジナルの日本の神話が現れてくるだろうから、是非その大元の日本の神話なり思考なりを知りたいものだ、そういうことを解説してる本はないものかと、思っていたのです。
この本はその願いを叶えてくれそうだということで、手にとってみたのでした。

で、確かに日本の神話には古い部分と新しい部分とがあり、新しい部分は西アジア発祥だということが本書にも書かれてあるのですが、どうやら古い部分だって、別に日本オリジナルということではないらしい。
ていうか、民族オリジナルの発想とか思想とかいうものは、あまりない?
まあ、一万年前の人間に対して民族というのも変だけど、言うなればその土地土地の事情が思考に反映されてるんじゃないかと想像していたのに、本書を読む限りどうやらそうではないらしい。

面白い内容だったけど、「そうか、そういうものなのか」と、なぜだかちょっと残念な気持ちになりました……。





神話から見えることはたくさん
by teri-kan | 2018-01-26 16:24 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)

建国の理念からそうだった

こんな記事が出てました。

なぜアメリカ社会ではつねに黒人が「人種問題」になるのか

アメリカの黒人差別問題について、筆者の著作物は前々から参考になることが多かったんだけど、今回のこれは更に考えさせられる内容でした。
アメリカの黒人差別は、ただ単に奴隷にしてたからというだけでは収まらない、なんとも難しい社会構造がベースとなっていたのです。





「白さ」という呪い
by teri-kan | 2018-01-22 15:46 | 事件・出来事 | Comments(0)

「ハプスブルク・スペイン 黒い伝説」

副題は「帝国はなぜ憎まれるか」。
ジョゼフ・ペレス著、小林一宏訳、筑摩書房。

これはとても良い本。
スペイン史にとどまらずヨーロッパ史、いや、人間が紡ぎ出す歴史というものの本質を知ることができる、とても面白くて恐い本。

よく「歴史は勝者によって作られる」と言われますが、読んでるとそれは微妙に違うように思えてきます。
正しくは「敵を上手いこと貶めた者が歴史の勝者になる」。

スペインの見方が変わりました。
今までは一面的だったですねえ。
スペイン史は考えさせられることばかりで、「歴史を学べ」と一言で言われるけど、「歴史って恐ろしい」と、この本には心底思わされたです。





続き
by teri-kan | 2018-01-17 12:40 | 本(歴史書・新書 海外) | Comments(0)