タグ:古代史 ( 50 ) タグの人気記事

「火山で読み解く古事記の謎」

蒲池明弘著、文春新書。

こういう古事記の解釈は初めてだったんだけど、いやー、面白かった。
ホントかどうかはともかく面白かった。
古事記の神話部分は火山活動がベースになってるというもので、あれも火山これも火山って、なんでもかんでも火山に結びつけちゃうんだけど、これがなぜか無理がない。
むしろ「おお~、確かにピッタリ合うかも~」って感じ。

古事記の奥深さはたまらんですね。





楽しい感想
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by teri-kan | 2018-01-31 16:29 | | Comments(0)

「世界神話学入門」

後藤明著、講談社現代新書。

以前読んだ「日本神話の論点」の感想で書いたのですが、アマテラスの天岩戸のくだりは比較的新しく日本に入ってきた神話だということで、新しい部分を除けば古いオリジナルの日本の神話が現れてくるだろうから、是非その大元の日本の神話なり思考なりを知りたいものだ、そういうことを解説してる本はないものかと、思っていたのです。
この本はその願いを叶えてくれそうだということで、手にとってみたのでした。

で、確かに日本の神話には古い部分と新しい部分とがあり、新しい部分は西アジア発祥だということが本書にも書かれてあるのですが、どうやら古い部分だって、別に日本オリジナルということではないらしい。
ていうか、民族オリジナルの発想とか思想とかいうものは、あまりない?
まあ、一万年前の人間に対して民族というのも変だけど、言うなればその土地土地の事情が思考に反映されてるんじゃないかと想像していたのに、本書を読む限りどうやらそうではないらしい。

面白い内容だったけど、「そうか、そういうものなのか」と、なぜだかちょっと残念な気持ちになりました……。





神話から見えることはたくさん
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by teri-kan | 2018-01-26 16:24 | | Comments(0)

「オオクニヌシ 出雲に封じられた神」

戸矢学著、河出書房新社。
日本古代史最大の謎であり、最大の事件である「国譲り」について解明を試みた本。
出雲に深く切り込んでます。
とても刺激に満ちてる内容です。





感想
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by teri-kan | 2017-12-13 15:59 | | Comments(2)

「サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福」

ユヴァル・ノア・ハラリ著‎、河出書房新社。

これまたいろいろ考えさせられる下巻でした。





生きるってなんなんですかね
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by teri-kan | 2017-11-22 11:07 | | Comments(0)

「サピエンス全史 (上) 文明の構造と人類の幸福」

ユヴァル・ノア・ハラリ著‎、河出書房新社。

昨年とても話題になった本。
面白かったー!
というわけで、とりあえず上巻の感想。





範囲が広すぎ!
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by teri-kan | 2017-11-10 14:32 | | Comments(0)

「縄文の神」

戸矢学著、河出書房新社。

著者のこれまでの著作の、ある意味まとめみたいな本。
それぞれの事例をもっと詳しく知りたければそちらを読んで下さい、みたいな感じで、そういった点でちょっと省略すぎというか、解説が簡単すぎる部分もあるけど、「縄文の人々の信仰とはどういうものだったのか」を総合的に著してくれてるので、縄文の信仰の全体的イメージはつかみやすいと思います。

当時の人々は何を畏れ、何を神聖視していたのか、といったことですね。
それが現代の人間にもしっくりくるよう、解説してくれています。





縄文時代は原点
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by teri-kan | 2017-10-23 17:05 | | Comments(0)

「だめだし日本語論」

橋本治、橋爪大三郎著。
太田出版。

次々と本を出されているお二人の対談本。

「日本語は、そもそも文字を持たなかった日本人が、いい加減に漢字を使うところから始まった―
成り行き任せ、混沌だらけの日本語の謎に挑みながら、日本人の本質にまで迫る。あっけに取られるほど手ごわくて、面白い日本語論」

と、紹介されている本です。




感想
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by teri-kan | 2017-06-23 10:18 | | Comments(0)

「138億年の音楽史」

浦久俊彦著、講談社現代新書。

新書としてはかなりブ厚いのですが、文章は読みやすく、ページはサクサク進みます。
音楽の本ですが、内容は楽曲紹介や作曲家紹介といったものではなく、哲学から見た音楽、神学から見た音楽、感情から、あるいは権力から、そして当然物理学から見た音楽、等々、この世にとって音楽とは何かといったことを様々な分野から解説してる本です。

こういうのを読むたび、数に強い人を羨ましく思うのですが、音そのものは物理の世界に属しているものなので、比率の美しさ等がわかれば音楽の見方どころか世界の見方も違うんだろうなあと、理数系がボロボロな自分が悔しくなります。

そういった数字音痴の人間の感想が以下に。
数には弱いが音楽は好きなのです。





音楽とは何か
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by teri-kan | 2016-08-31 11:57 | | Comments(0)

「日本語通」

山口謠司著、新潮新書。

帯の「藤原不比等がプディパラのプピチョ?」が目をひきますねー。

「はひふへほ」は「ぱぴぷぺぽ」と昔は発音していた、というのは何かで読んだことがあって、でもそれがなぜかと言うのは知らなくて、なのでそれについて書かれてある本なのかなと思って読んでみたら、なんと中身は発音だけじゃなく、タイトル通り「日本語通」な日本語全般のお話でした。
なかなか面白かったです。

普段の会話でも使えそうなウンチクとか、学生時代に読みたかったなあと思える文法の話とか、発音についての解説はちょっと難しいところもあったけど、「ほほー、だからぱぴぷぺぽー」と理解しやすい内容。
古代日本人の話し言葉だった日本語が、どのような歴史をたどって今私達が知ってる日本語になったのか、その時代時代で日本語を成り立たせるために、あるいは守るためにどんな苦労が払われていたのか、そんなことが書かれています。

古代の通訳のお話が面白かったですね。
日本人が中国に渡って学んだり、中国人の先生が日本にやってきたり、当時のスーパーエリートである僧侶の日本語への貢献ってすごいなって思えます。
仏教やお経の影響って膨大というか、中国で出来た漢字のお経だって元はサンスクリット語で書かれたインド産ということで、サンスクリットがなければ日本語も今のような日本語になっていないんですよ。
仏教とお坊さんにありがたや~な気持ちになります。

個人的には古典の文法について、せめて高校生の時にこれを読みたかったなあって感じでした。
わかりやすいんです。覚えるのに苦労してる人にはちょっとオススメしてみたいかも。
あとウンチク部分は超気楽に読めるのでここもオススメ。
やっぱり日本語って面白いですよ。
こういうのこれまで読んだことないって人にこそオススメの本です。




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by teri-kan | 2016-08-26 13:30 | | Comments(0)

「性のタブーのない日本」

橋本治著、集英社新書。

帯のコピーが全てかなあ。
「タブーはないが、モラルはある。」

タブーがないということは、人間の生理的にあまり無理してないということだから、ゲイが弾圧され続けた欧州の悲壮感なんかと比較したら、当然性的に明るく開放的で、そしてモラルがあるということは、開放的とはいえ人間関係を損なうような外れたことはしていなかったということで、「ん?これはとってもいいじゃないか」と、思ってしまいそうになる。

まあ、そんな簡単なものでもないんですけどね。
でも人間の本能や生理に無理ない生き方ができた日本人は、とりあえず幸せだったかなあと。
そんな性的に幸せノーテンキな人達だからこそ、自由な文化活動が行えてきたんだなあと。
そしてそれが現在の、とことんくだらないけどおかしくて幸せにもなれるサブカルチャーを生み出す原動力につながっているのかなあと。

早々にまとめっぽく書いてしまったけど、いやね、この本すごく面白いんですよ。
なので面白かったところを細かく書きたいんだけど、書くとどうしても下ネタばかりになってしまうというか、そのものズバリの単語をここに書くのはさすがに躊躇われるというか、当ブログの品位が落ちかねないというか(笑)、いやーそれこそが日本である、ありの~ままの~と歌うにふさわしい日本である、と言えば確かにその通りなんだけど、さすがにブログでそのままは書けないわ~、ということで、そういうのとは別に気付いたことをここでは触れておこうと思います。





野暮な長い感想
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by teri-kan | 2016-03-04 23:58 | | Comments(0)