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大転換の紅白歌合戦

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



年の初めは紅白歌合戦の話から、というのがだんだん定番化していて、今年もやはりこの話題から。
今回の紅白はネタに事欠かないスゴイものだったので、ちょっと真面目に書いてみます。




ホントにいろいろありました
by teri-kan | 2017-01-05 15:32 | 音楽 | Comments(2)

ジャニーズ次第の紅白歌合戦

今年もよろしくお願い致します!



ここ数年、紅白歌合戦の感想を毎年書いてます。
読み返すと「そういえばそうだったな」と思い出せることが多くて、我ながら紅白歌合戦について書くことの意味をそれなりに見出しているのですが、そういう年ごとの音楽史の流れでいきますと、2015年は音楽的に、そしてエンターテイメント的に不作の年だったのだなあと思わされます。
はっきり言ってパッとしない紅白でした。

世間的に話題になったのも視聴率の低さでしたもんね。
その次に来たのが目新しさのなさの記事。
ディズニー映画でもなんでもいい、とにかくドーンとヒットがなければ全然何もないというのは、まあ仕方ないことではあるのだけど、発信する側のパワーの低下というのは感じます。
マッチのギンギラギンがトリだもんねえ。
芸能界なにやってんの?って感じです。

視聴率の低さは、一にも二にも「司会・嵐」じゃなくなったことに原因があって、去年のようなジャニーズうざさが減ったのはよかったんだけど、ジャニーズファン(嵐ファン)の力をかえって思い知らされる結果となりました。
で、司会とは別に、ジャニーズの歌の力の弱さ、舞台でのパフォーマーとしての力のなさも明らかとなって、今回の紅白の内容の低さに対するジャニーズの果たした役割の大きさにも結構愕然となりました。

いやー、ちょっと、例年になくレベル低すぎでしょう。
やる気ないのかとすら思った。
ジャニーズであれだけ枠取ってるのに、本気でやれよと言いたいくらい。
あれが本気だと言われたら、倒れるしかないです。
ジャニーズに駆逐された歌手がやるせなさすぎるんじゃないかなあ。
別に紅白なんか出なくてもいいけど、出れば名前は売れるし、親孝行になりますからねえ。
そろそろジャニーズは上手い人にちょっとでも場を譲ったらどうかね?

ちなみに、いのっちの司会は悪くなかった。
無難すぎたかなーとは思うけど、あとの二人が綾瀬はるかと黒柳さんだったんで、あれで良かったんじゃないかな。
ホント、司会運行だったらジャニーズの皆さんは上手なんですよねえ。
ステージなしでしゃべりだけだったら文句のつけようがないんだけど。

なので、紅組の勝利は納得です。
白で良かったと思うのはXくらいかな。
森進一をトリにすればよかったのにね。
マッチがトリで誰が喜ぶんだ?

紅組は良パフォーマンスが多かった印象。
椎名林檎は和モノが良いので紅白に実はピッタリなんですね。
華やかなステージはやはり良いです。
紅白ならではの贅沢を見せてくれたらやはりポイントは高い。

でも聖子の大トリはキツイ。
最大の長所だった声の伸びやかさがボロボロ。
本人とても緊張してたけど、その辺自分でも自信がないんじゃないかな。
ちゃんと歌えるかどうか、そこの部分でグラグラしてる印象を受けました。

その点トップバッターだった郷ひろみはすごかったです。
あの歳で声も歌も動きも昔のレベルをキープしてるのがすごすぎる。
ああいうプロフェッショナルはいいなあ。
こういうのが見れるから紅白歌合戦っていいよなと思えるのです。
多種多様なバラエティさは大事にすべきで、白組は真面目にジャニーズのせいでつまらない方向に進みつつあるのを考えるべきではないかと思います。

ジャニーズの悪口ばかり書いてるけど、好きか嫌いかで言えば実は好きだし、別に悪い印象は持ってません。
人気があるのはわかりますし、たとえば娘が芸能人やミュージシャンのファンになるというのなら、正直ジャニーズならば親として安心できるだろうと思います。
テレビ番組内でのマナーとか振る舞い、態度、そういうの本当にジャニーズは下品に走らず見ていて安心感があって、それが幅広く支持を集めてるのもわかります。
でも、じゃあだからと言って彼らのパフォーマンスが一級品かと言われれば、まあ、そんなことはないわけで。
紅白で何枠も取るほどじゃないですよね。
マッチがトリだなんて、ジャニーズじゃなきゃありえないし。
もっと事務所全体で歌とダンスのレベルを上げないとマズイことになるばかりだと思います。



とまあ、こんな感じの2015年の紅白歌合戦でしたが、いやー、ホントにパッとしなかったねえ。
もっと大人な曲が聞きたかったなあ。
マッチは年齢的には十分大人なんだけど、曲がギンギラギンだったしねえ。
大人な色気を感じられる曲、白組はホントなかった今年は。
SMAPは40代でも40代の色気無しだし、40~50代の男盛りのいい大人の歌、ないもんかね。
郷ひろみくらい突き抜けてくれたらどんなんでもいいんだけどね。
本人に圧倒的なパワーがあるかどうか、歌手生活何十年の積み重ねが見えるかどうか、そこに説得力があれば色気も出てくるもんだと思うけど、それを求めるのは難しいのかなあ、特にジャニーズ。
芸能界で占める割合が大きいので、切実に上手くなってもらいたいんですけどねえ。




by teri-kan | 2016-01-05 16:30 | 音楽 | Comments(0)

いよいよ歪な紅白歌合戦

去年の話になりますが、2014年の紅白のテーマは「みんなで歌う」ってことだったそうで、赤も白も関係なく、たくさんの歌手がいろんな歌に参加していました。
とても良かったですね。
じっくり一組ずつ聴くのが基本だとは思いますが、みんなで歌うのはやはり楽しい。
楽しいの原点をやってみたということで、今回のテーマはなかなか良かったと思います。

だからなのか多くの人が歌える往年のヒット曲も結構あって、なんと五木ひろしの「よこはま・たそがれ」は最初に歌って以来超久しぶりだったとか。
よほどそれからもヒットに恵まれたってことなんだろうけど、こういうのが聞けたのは良かったかな。
和田アキ子なんて毎年「なんで出てるんだ?」って言われるけど、「古い日記」はやっぱり良いし、今年はそういった新旧の取り合わせがまずまずだった気がします。

もちろんじっくり聴ける歌もあって、特に薬師丸ひろ子以降は、歌そのものの素晴らしさを堪能できた時間でした。
中島みゆきは良かったですねえ。
本当に贅沢なステージでしたし、でもこれがあっても紅組は勝てませんからね。
終盤の歌を比べれば今年は赤に軍配が上がってよさそうなものでしたが、決してそうはならないというのがここ数年の芸能界事情のようです。

とにかく今回の紅白は、「妖怪ウォッチ」「アナと雪の女王」、そして「ジャニーズ」でした。
V6まで登場して、いよいよジャニーズの紅白歌合戦。
司会も嵐がメインとはいえ、曲紹介の場にSMAPやらTOKIOやらV6やらしょっちゅう出てきて、V6なんか初出場のくせに全然初々しさがなくて(笑)、「実は嵐、司会とはいえ司会ラクだろー」と言いたくなるほど、5人どころかそれ以上に労力を分散させてました。
紅組司会者とは雲泥の差のプレッシャーの軽さではないでしょうか、「司会」という仕事については。
次はもうやめていいんじゃないかと思いますね。
彼らがいなくなったら視聴率ガタ落ちするから無理なのわかってるけど、ジャニーズについてはちょっとどうにかしないといけないと思います。

でも吉高由里子の司会はダメダメで、1年前は別の意味でひどかったけど、今回のは根本的にどうしようもなかったです。
ここ数年はそういう紅組司会者のダメっぷりを温かく見守る雰囲気でいきましょうというのが定着してて、なんだか昔の朝ドラの新人主役を見守っていた頃を思い出します。
何をしても悪くない朝ドラ主人公のような立ち位置になってますね。

とまあそんな感じで、歌自体はとても楽しんだけど、紅白歌合戦としての形態には、いろいろな意味で疑問を感じた大晦日でした。
出場者の歌は良い。
老若男女みんなが知ってるその1年の曲というのは皆無に等しいけど、それぞれのステージを楽しむという分には、演出も凝ってるし飽きることはなかった。出演者も製作陣も頑張ってたと思う。
ただ、歌合戦というより芸事の合戦だよなあとは思う。
ゴールデンボンバーなんてホント芸人だし、まああそこまで体張れたら拍手するしかないんだけど、なんていうか、みんなどれだけ芸が出来るか、そこが肝心になってますね。

まあ、紅白歌合戦自体がもともとそういった面があって、昔は寸劇のようなこともやってたし、そういうのが廃れた時期が寂しかったのは確かなんだけど、でも一応歌ありきでしたからねえ。今のように「歌はだめでもパフォーマンスで」なんて人達いなかった。
それが悪いなんて言うつもりはないんだけど、パフォーマンス対決で白組が勝つというなら、やっぱり「歌合戦」とは違うくないか?とは思います。
というか、ステージのパフォーマンスだけじゃないんですよね。
司会ぶりも審査員との絡みぶりも適切なコメントぶりも含めたパフォーマンスの場面でのジャニーズのはびこり方は異常で、それをもって白の勝利だと感じさせられてしまうというのは、やっぱり「なんだかなー」という気分にさせられます。

だから大トリの聖子が歌にちょっと失敗して狼狽えてた姿は印象的でした。
正直声の伸びは劣化してるし、本人的にも苦しい歌だったかもしれないけど、それがかえって「歌」にこだわってた姿に見えて、妙に新鮮でした。
聖子はまだ「歌合戦」やってる。
でもいつまで歌の合戦でいられるのか、歌にかこつけたパフォーマーのステージ合戦はまだいいとして、ジャニーズがいないと成り立たない番組に成り下がってることをどうするのか、いよいよ問題が視聴者にも露わになった紅白歌合戦だったと思います。




by teri-kan | 2015-01-07 14:09 | 音楽 | Comments(0)

紅白歌合戦と歌謡曲ベスト100

綾瀬はるかの紅白歌合戦でした、2013年の紅白は。
うん。いろんな意味で。
番組全体を覆っていたグダグダ感も彼女に象徴されたと言っていいかな。
あれはあれで一つの味ではあるけど、今後NHKは女優に安易に司会をさせるということは考え直した方がいいと思います。

しかしじゃあ誰が今後赤組の司会をすればいいのかと考えたら、全く思い浮かばないのが困る。私が芸能人に疎いのもあるけど、白組の司会が何年もジャニーズで磐石なのを思うと、赤は人材に乏しいという印象です。

赤が人材に乏しいというのは肝心の歌手もそうで、AAAが赤に移動し、ナントカ48がいろいろと枠を埋めるという残念なことが起こってしまいました。
さぶちゃんの件があったから圧倒的に白有利だったとはいえ、得点差があれだけ広がったのは赤があまりにもあんまりだったのも大きいのではないかなあ。
以前はジャニーズの組織票がプンプン匂ってたけど、ここ数年は明らかに赤と白の実力差が見えるんですよね。
どうにかならないものですかね……。

ナントカ48に興味があればまた別なんだろうけど、全く以ってどうでもいいもんなー。
それこそAKBの卒業発表なんてどうでもいいにもほどがあった。
申し訳ないがあの場で発表しただけであの子の印象は最悪である。しかも、そうやって悪い印象でもとにかく印象に残れば勝ちだよね、みたいな思惑も透けてみえて尚更不快。
紅白は歌だけを聞かせる番組なんて露ほども思ってないし、それこそ芸のコーナーなんて昔からあったけど、AKB卒業発表を紅白歌合戦の芸にされるとは思わなかったな。
他に芸がないなら何もするなよって思いますよ。

まあ、そんなこんなで「どーなのよ」と思うことの多い今回の紅白でしたが、それはとりもなおさず歌の力自体が弱くなってることの証明なのではないかと思います。
まあその傾向は音楽業界全体に言えるのですが、それでも前回の紅白は歌自体を楽しめた紅白だったように思うんですよね。
今回のはいろんな意味でつまらなかったですね。
あ、「あまちゃん」に力を入れていたのはわかりました。
あまちゃんメドレーは良かったな。

とまあ、今後の紅白歌合戦は大丈夫なのかね?という感想を抱いた年の瀬だったのですが、元日の夜BSでやってた久米宏と秋元康と近田春夫の音楽番組が結構タイムリーなこと話してて、今後の音楽(というか歌謡界)はどうなるのかという事についての会話は興味深かったです。
「聴く人間よりも音楽を作る人間の方が多くなる」という近田春夫の言葉にはハッとさせられました。真理として「聴くよりも作る方が絶対に楽しい」というのは確かにそうだ。作る手段が簡単に手に入るのなら尚更。
詞が弱くなったから歌が弱くなったという指摘は、もうここ何年もの現象ですね。ヴォーカルが楽器の一つ、即ちサウンドになったというのもそうです。
海外ミュージシャンが以前「ラップが音楽をダメにした」と語っていましたが、それとも通じるものだと思います。

近田春夫が嘆いてたクリエーターやプロデューサーらの日本語の貧弱さ、日本語の扱えなさには、結構考え込まざるをえなくて、やっぱり歌はジリ貧になるしかないのかなとか思ってしまいます。残念なことですが。
震災は言葉の大切さを呼び起こす契機になったと思うのですが、音楽の大きな流れは止めようもなく、これからも想像できないところへ進むんでしょうね。
近田春夫は戻れないと断言してたし。
秋元康はもっと希望を持った言い方だったけど。

ちなみに秋元康の選んだベスト100。「お祭りマンボ」や「喝采」なんかは同意。フォーク系については近田春夫の意見「貧乏くさいから嫌い」に賛成。
ざっとふりかえってみても、昔の歌謡曲はいい女性歌手のいい歌が多かったですね。
詞の世界を歌い上げて、ストーリーの雰囲気を作ることが出来てたからかな。
日本語の詞の力が弱くなったことと赤組の地盤沈下は案外つながっているのかもしれないですね。




by teri-kan | 2014-01-06 11:59 | 音楽 | Comments(0)

歌は世につれ世は歌につれ

「世界で一番君が好き!」のテーマ曲はリンドバーグの「今すぐKiss Me」なんですが、今改めて聴いてみると、なんとも明るい歌ですね。
悩みもあるにはあるんだろうけど、とにかく能天気。
まあドラマ自体能天気で、「ここまで中身のない話だったっけ?」なんですが、まあこれはこれで良い。1990年の東京カタログ、浮ついた当時の若者アルバムという見方をすればいいだけだし、なんといっても三上博史はカッコいいし。

で、「今すぐKiss Me」ですが、別にこの曲だけが能天気ってわけじゃなくて、当時はどの歌もなんだかんだで明るいんですよね。今流行ってる歌と比べたら一目瞭然で、なんていいますか、今の歌ってかなりしんどい。
その年に流行った音楽を一堂に集めた紅白歌合戦にしても、「なんとか頑張って前を向こう」といった歌詞が多くて、見ていて「なんだかなー」でした。

ここ毎年の傾向ではあったんだけど、紅白でTVに出てくる歌詞を読んでると、「今の世の中は生きにくくてたまらん世の中なんだな」と思わずにはいられません。歌詞が時代を映し出すというのは本当にそうで、「こんな夢も希望もない時代に生きてる若者は気の毒だ」と思うほどです。
みんなね、必死に希望を探そうとしてる歌詞なんですよ。なんとか光を探そう、みたいな。
間違っても、「ドキドキすることやめられなーいー」(byリンドバーグ)じゃないんです。

だから紅白でプリンセス・プリンセスが「Diamonds」を歌った時は違和感ありましたねー。
あの歌はざっくり言うと「思い出を大事にしつつこれからも元気よく進むぞー」って内容ですよね。
やっぱり時代が違うなと思います。

バブルが何もかも良かったとは言わないけど、今の希望のなさってちょっと異常で、もう少し楽しい歌が増えればいいのになと思います。
いや、楽しい歌もあるんだけど、そうでないのがとても多い。
世の中もっと景気がよくなって、なんとか未来に安心感を抱けるような社会にならなければなあと、紅白歌合戦を見ながら思った年の瀬でした。

ま、一ヶ月も前の話なんですけどね。

ちなみに去年の紅白で印象に残ったのは由紀さおりと舘ひろしと矢沢永吉と美輪明宏。
年配者ばかりだけど(笑)、積み重ねたものが違うから同じ土俵にあがると若い歌手の印象はどうしても薄くなってしまいます。特に5人一山みたいな盛られ方しちゃあね、人の多さだけしか目につかない。
でもそれはそれでいいし、あれこれ楽しめるのが紅白だし、今ホント暗い世の中だし、大人数で頑張るならそれでいいかーって感じです。

「ヨイトマケの唄」が今も心に響くのがすごいですよね。
23年前の「Diamonds」より46年前の「ヨイトマケの唄」の方が歌詞一つとっても現代の気分に合ってるんです。
今はしんどい時代なんですよ、本当に。
ていうか、むしろこうなったら80年代後半~90年代前半のバブルが異常だったというべきか。

異常なんだろうなあ。「世界で一番君が好き!」のようなドラマが作られてたんだからやっぱり異常。
となると現代の若者は別にとりたてて可哀想なわけでもないのか。
バブルを経験できた若者が歴史的にみても稀有な体験をしただけか。




by teri-kan | 2013-02-01 09:20 | 音楽 | Comments(0)